文系と理系の選択の本質
高校2年頃になると、問われる選択「文系と理系を選択せよ。」
高校の先生方は、まるで人生の大きな選択かのようにこの問いを投げかけてくる。
ここで、大学受験では散々頭を悩ませた理系某大学院生から悩んでいるあなたのためになるような言葉を伝えたい。
ここでは、あなたの今の状況に応じて読み進めて欲しい。
1. 進路・目標(どんな感じのことがしたいか、どんな仕事をしたいか)決まっているという方!
2.目標もやりたいこともない。でも、勉強しなくちゃと焦っている。どう決めたら良いかわからない。どうしよう。という方!
3.やりたいこと?そんなのない。勉強なんてしたくない。(でも決めなくちゃいけないよな。。。)という方!
タイプはこんなところだろうか。
自分のタイプに応じて記事を読んでほしい。
まず、1. 進路・目標(どんな感じのことがしたいか、どんな仕事をしたいか)決まっているという方!に向けて...
その進路目標達成のために文系・理系のどちらかを選択するか決まっている方は迷う必要はないだろう。頑張れ。
どちらを選択したら良いかわからない。どちらも必要なさそう。そんな方には
「本当に勉強が必要か」ということだ。
長く勉強してきている身として言えるのは、学歴は強い。ということ。
学歴は、やはり信用されるし、真面目さをアピールすれば現時点での能力がなくても、必要とされたりする。
あなたが今叶えたいと思う夢や目標も学歴がプラスになり、叶えやすくなる可能性も大きい。
目に見える効果だけでなく、勉強は孤独との戦いであり、孤独の中で忍耐力や精神力が鍛えられ、勉強することで脳を整理する力が養い、意外と自分のことがよくわかるようになったりもする。
でも、勉強は時に人を疲弊させる。勉強だけではないが、孤独との戦いである勉強は結果が出なかった時、いやそれが続くと、疲弊してしまう。
良いことだけではない。
だから、今理系・文系の選択をさせられている状況にある=勉強する環境にある場合、そのまま勉強を続ける必要があるのかよく吟味することも大事だと思う。
親、先生、周りの大人は意外と大切なことを教えてくれない。
あなたが自分で決めた選択だけが、信じられる・そして頑張れる選択だと思う。
迷っているあなた。以下の本では、そんな勉強をするか、も踏まえてあなたの選択のひと押しをしてくれる。
2・3の方たちへの言葉は次回に続く。。
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」本当の愛ってなんだろう。
こんにちは。少しまだ暑い夕方に、テラスでパソコンを広げて書いております。
本日は、夜空に泳ぐチョコレートグラミーの感想文を書いていきます。
この本は、短編小説なのでまず1つ目の物語「カメルーンの青い魚」についての感想を述べていきます。
帰って来ない。いや、いつ帰ってくるのかわからない男性を待つのは本当に辛いこと。
第三者から見たら、いつ帰ってくるのかわからない男性を待つなんて、無駄なことだし、幸せからかけ離れたことだし、「正しくない」こと。
だから、いつ帰ってくるのかわからない男性を待つ女性は、哀しげだし、辛そうだし、不幸そうに見えて当然。
でも、カメルーンの青い魚では、いつ帰ってくるのかわからない男性を待つ状況が不思議と哀しげではない。それは、彼との子供がいるからだろうか、彼が自分を思っていることを知っているからだろうか、彼を信じているからだろうか、彼が頑張っていることを知っているからだろうか。
でも信じてたって、愛されていたって、帰って来ない彼を恨んでしまう瞬間はあるはず。男女の関係になっていない友達ならば素直に待てるかもしれないけれど。
恨むことなく待っている。
愛するとは何だろう、とこれまで沢山考えてきたけれど、
恨むことなく、帰りを信じて待つこと
なのかもしれない。
帰って来ない恋人、旦那に対して怒ったり、恨んだりするのは、
愛しているからだと思うかもしれないが、
愛されていないと思うからだろう。
そう考えると、相手が自分をどう思っていたとしても、待つことができれば、
または 愛されていなくても、待つことができれば、
それが愛するということなのかもしれない。
でも、私生活において愛されていなくても、恨むことなく待つことができる人がいたらちょっと心配になる。怒っていいよ、と言いたくなる。
または、哀しいでしょ?大丈夫?と言いたくなる。
カメルーンの青い魚では、どちらでもないのだ。怒ってもいないし、漂う悲壮感も薄い。
恨むことなく、帰りを信じて待つこと。そして、待っている間哀しくないこと。
それが本当に誰かを愛するということなのかもしれない。
私は、きっと誰かを愛することなんてできない。
自分が大切だから。
でも、そんな風に愛することができたらそれは本当の幸せなのかもしれない。
今、私が待っている相手にここで言わせてもらいたい。
私は、怒ってる、とても哀しい。早く帰ってきて、と。
私の愛は本物ではないのかもしれない。